最近,facebookやらtwitterやらへのコメント書き込みがなんとも億劫でならない。自分の公開日記のつもりが,他人に見て貰いコメントバックして貰うことを意識しすぎているようで,己を愚かにすら想う。
ということで,久しぶりにこちらのブログを更新してみようと思った次第。
ブログで政治色の話をするのは極力避けてきたが,今夜は敢えて少し触れてみたい。
安倍内閣による安保法制問題では,憲法学者やSEALDsの面々が異を唱え大騒動になったにも関わらず,強行採決に至った。
しかし,賛成派の報道が大々的に取り上げられた記憶が無い。どうやら公正を旨とする日本のメディアは基本を忘れているように思えて仕方ない。ある番組は偏向報道ではないかと問題視すらされている。
憲法を学んだ法学部出身者としては,憲法解釈論からして違憲の匂いがプンプンする法制定であったと思うが,戦争法案やら即徴兵制に結びつく法案だとする安直な批判には賛成しかねる。法律の中味を良く吟味もせずに感覚的な批判が大勢を占めていたのではないかと思う。
憲法第9条第2項を公権解釈でいかようにも変更することが出来るとすれば,これは明らかに権力の暴走であり,立憲主義を根幹から否定する暴挙であることは疑いを挟む余地は無い。一方で,主に中国による領海侵犯を座して待つということも主権国家の自殺行為であろう。その防御のためにはなんらかの「策」を講じるのは政府の極めて重く最優先の責任である。その意味では安保法制の制定趣旨そのものはむしろ賛成である。
しかし,その「策」の講じ方がいかにもまずかった。
政治的な思惑があるとは言え,第1に国会以外の他国(=アメリカ)の議会で法制定を約束してしまったのは,総理の大ミステーク。どうも日本の政治家は海外に出るとリップサービスにご執心のようで,とんでもない発言をしたがる。これが国内世論に火を付ける事は素人でも分かる事なのだが,海を渡ると霞んで見えてしまうのだろうか?
第2に,妙な理屈やスライドを使って安保法制の必要性を誇張したのは逆効果であった。素直に外国の侵略を許さない断固たる覚悟を示せば良かっただけである。
第3に,何故憲法改正論議が頓挫したのであろうか?最初は改憲を目指すと公言していたではないか?初志貫徹を覆すよほどの圧力(外圧というべきか)があったのでは?と推測される。
理にかなった法は国民の信を得る。しかし誤魔化し・屁理屈では信を失う。
総理は自らの信念を全うする覚悟があるなら,正直に真摯に国民と向かうべきである。それが名宰相への道であると確信する。
また権力の恐ろしさを最も良く肝に銘じるべきである。権力に胡座をかいてはいけない。それは自らの政治生命を奪う。
歴史はそれを物語っている。
安倍総理の信念は崇高で我が国の誇りとも言えるものであると信じたい。
長期安定政権を目指し,日本という超平和国家を安寧な道へ誘うなら,どうか自分に正直であって欲しい。
少なくとも,科学大国日本が「ナンバーワンである必要があるのか?」という愚問を発する政党に政権奪取されることがあってはならない。
ということで,久しぶりにこちらのブログを更新してみようと思った次第。
ブログで政治色の話をするのは極力避けてきたが,今夜は敢えて少し触れてみたい。
安倍内閣による安保法制問題では,憲法学者やSEALDsの面々が異を唱え大騒動になったにも関わらず,強行採決に至った。
しかし,賛成派の報道が大々的に取り上げられた記憶が無い。どうやら公正を旨とする日本のメディアは基本を忘れているように思えて仕方ない。ある番組は偏向報道ではないかと問題視すらされている。
憲法を学んだ法学部出身者としては,憲法解釈論からして違憲の匂いがプンプンする法制定であったと思うが,戦争法案やら即徴兵制に結びつく法案だとする安直な批判には賛成しかねる。法律の中味を良く吟味もせずに感覚的な批判が大勢を占めていたのではないかと思う。
憲法第9条第2項を公権解釈でいかようにも変更することが出来るとすれば,これは明らかに権力の暴走であり,立憲主義を根幹から否定する暴挙であることは疑いを挟む余地は無い。一方で,主に中国による領海侵犯を座して待つということも主権国家の自殺行為であろう。その防御のためにはなんらかの「策」を講じるのは政府の極めて重く最優先の責任である。その意味では安保法制の制定趣旨そのものはむしろ賛成である。
しかし,その「策」の講じ方がいかにもまずかった。
政治的な思惑があるとは言え,第1に国会以外の他国(=アメリカ)の議会で法制定を約束してしまったのは,総理の大ミステーク。どうも日本の政治家は海外に出るとリップサービスにご執心のようで,とんでもない発言をしたがる。これが国内世論に火を付ける事は素人でも分かる事なのだが,海を渡ると霞んで見えてしまうのだろうか?
第2に,妙な理屈やスライドを使って安保法制の必要性を誇張したのは逆効果であった。素直に外国の侵略を許さない断固たる覚悟を示せば良かっただけである。
第3に,何故憲法改正論議が頓挫したのであろうか?最初は改憲を目指すと公言していたではないか?初志貫徹を覆すよほどの圧力(外圧というべきか)があったのでは?と推測される。
理にかなった法は国民の信を得る。しかし誤魔化し・屁理屈では信を失う。
総理は自らの信念を全うする覚悟があるなら,正直に真摯に国民と向かうべきである。それが名宰相への道であると確信する。
また権力の恐ろしさを最も良く肝に銘じるべきである。権力に胡座をかいてはいけない。それは自らの政治生命を奪う。
歴史はそれを物語っている。
安倍総理の信念は崇高で我が国の誇りとも言えるものであると信じたい。
長期安定政権を目指し,日本という超平和国家を安寧な道へ誘うなら,どうか自分に正直であって欲しい。
少なくとも,科学大国日本が「ナンバーワンである必要があるのか?」という愚問を発する政党に政権奪取されることがあってはならない。