夜更けの思索者

土地家屋調査士・行政書士・CALS/EC RCI 橋本伸治のブログです。仕事に関する記事や日頃感じているエッセイなど熟々と書き綴っています。

2006年02月

先日の筆界調査委員特別研修会にて
講師である会長から申請代理人としての意見書を書いてくるようにとの課題が出された。
講師の一人でもある私は,採点する方に回って欲しいと言われたが
その前に自分なりの意見書を書かねば示しがつかないだろうね。
ようやくその書き出しを始めた訳だけれども・・・

これがなかなか纏まりきらない。
課題そのものは極めてオーソドックスな事例なのだが
その分析・検証を文章としてまとめ上げるのは骨の折れる作業だ。
頭の中ではもう結論が出ているのに
その思考過程を理路整然とテキスト化するのは正直熟練がいる。
書きながら思考整理をすると後から後からロジックの見直しを迫られる。
う~~~ん,まだまだ修行が足りないね(-_-;)

あら・・
ふと目を外にすると雪が積もっているではありませんか!?

明日までまとめられるかしら??

なかなかここに来てブログを書くのもままならず・・・
ま,自己満足の世界だから良しとしますか(^_^;)

今,我々土地家屋調査士に求められるもの
それはリーガル・エスィックスというか,
つまりは専門家倫理・職業倫理であるけれども
その更に高次なもの,隣接法律専門職種であるための法的な倫理といわれるものではないかと思う。
この辺は日頃の業務ではなかなか意識されない所だけれども
極めて大切な部分であると思う。
「法曹倫理」は法曹会においては最重要の必須科目と言われる。
裁判官が退官し弁護士登録する際にも,まず最初は弁護士倫理を徹底的にたたき込まれるという。
彼ら法律のプロであってもこれほど重きを置いているテーマを
「隣接」と言われる我々が学ぶのは至極当然,求められて当然と言える。
しかし業界団体の研修ではなかなかこの辺のフォローがなされていないのが現状ではないか?
これは何も栃木に限ったことではないように思える。
その反作用として,会員へのモラルに関する苦情が後を絶たない。
極めて残念なことである。

今,加藤新太郎氏著による「リーガル・コミュニケーション」という本を読んでいる。
法律の専門家たらんとするなら最低限身につけておくべき倫理,コミュニケーション能力,リーガルアドバイス,リーガルカウンセリングなど多岐にわたる論考が繰り広げられている。
リーガルマインドの素養も必要ではあろうが
その前に身につけておくべき下地があるようだ。

筆界特定やADRに携わるとき
まずもって研修すべきはこの辺の所なのであろう。

一般人は我々が専門家だから依頼をするのだ。
その専門家が低劣なモラルしか持ち合わせていなかったらどうなるか?
二度とそんな奴に依頼することはないだろう。
そうあってはならないのだ。
例え一人のアウトローも許してはならない,
そう思う。

また利害の衝突する場面に遭遇して
プロフェッションとしてどう対峙するのか?
まだまだ学ぶべきところが多い。

↑このページのトップヘ